俺はイケボ山路ボイスのおっさんになった。ガジャブのヘッドになった。
そして、二度と会うことはないと思っていた(0630参照)あいつをみつけた。
ヘマしたのか。
傷だらけで拘束されていたあいつを黙って逃した。あいつも何も言わなかったが、振り返ってゆっくり瞬きをして去っていった。
安定のブスだった。
俺は帰路を塞ぐレーシェンを倒さねばならない。細い野郎で小さな舎弟を沢山つれている。雑魚は雑魚だ。気にするまでもない。
レーシェンに会うのは2回目。細いのと小さいの相手にボウガンを担いできたが、当たりゃしねえ。つー訳で双剣だ。
焼いて切って走る。
焼いて切って走る。
もう、おしまいか、来いよ。
しかしここで違うほうが来た。あいつだ。
助けのつもりか、恩返しのつもりか…。手負いのブスは文字通り足手まといだ。ぐぬぬ、来てしまったものは仕方ない。
焼いて切って走る。
焼いて切って走る。緑の粉。
もう少しだ。
焼いて切って走る。
しかしここで左に見えていたゲージが消えた。
ファッ⁉️俺は絶叫した。
『 』
その後どうやってか覚えていないがハンターの拠点に戻った。頭が冷えてこれば反省一色だ。
キャンプに回復弾があるならやはりボウガンだったか。
いや、こやしを拾ってブス顔面にあてれば…
俺も帰ろう。
称号なんかいらない。
あんなブスの為に再戦なんか絶対絶対しない。